リーグ・アンは25日に第27節の試合が行われ、マルセイユはパリ・サンジェルマンに3-0と敗れた。この試合で先発出場したDF酒井宏樹は、地元メディアから厳しい評価を受けている。
PSGの本拠地パルク・デ・プランスで行われた「フランス・ダービー」。プライドをかけた戦いに負けられないマルセイユだったが、開始10分にキリアン・ムバッペのゴールで失点。その後、オウンゴールやエディソン・カバーニの得点で差を広げられ、首位を独走するチームに力の差を見せつけられて敗れた。
リーグ戦8試合連続で先発した酒井だったが、この日は対峙したFWネイマールに苦しめられ、59分にピッチを後にしている。
フランス『EUROSPORT』は、酒井を「3.5」と採点。「ネイマールへの対応は悪くはなかった」と一定の評価をしつつも、「2,3失点目は彼のサイドから。攻撃面では何も生み出さなかった」とし、「この日本人にとっては難しい試合だった」と評している。
なお、最低点はDFロランドの「2.5」。最高点はPSGのチアゴ・シウバで、「マルセイユの攻撃陣を手玉に取った」と絶賛している。
『LE FIGARO』での酒井の採点は「3」。「味気ない試合だった。ネイマールが持つとすぐにプレッシャーをかけにいったが、難しかった」と、ブラジル代表FWの対応に手を焼いたとしている。
マルセイユは、この敗戦で首位のPSGに16ポイント差をつけられている。




