ナポリ、2カ月ぶりセリエA勝利もガットゥーゾ「10日で奇跡は不可能。道のりは長い」

ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督は、サッスオーロ戦での勝利後にインタビューで語った。

ナポリの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが、22日のサッスオーロ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、勝利に驕ることなく気を引き締めた。

ナポリは22日、セリエA第17節でサッスオーロと敵地で対戦。29分にハメド・トラオレに先制点を許したが、57分にアランの同点弾で追いついた。その後、訪れた好機をものにすることができなかったナポリだったが、試合終了間際のコーナーキックから相手のOGが生まれ、2-1で約2カ月ぶりとなるセリエAでの勝利を収めた。前節のパルマ戦からナポリの指揮を執るガットゥーゾは初白星に歓喜することなく、目標を見据えた。

「チームの調子が悪いことは分かっている。リーグ戦では2カ月にわたって勝てなかった。今日は後半に良い試合が見られたが、道のりは長く、改善していかなければならない。10日間で奇跡を起こすことは不可能だと分かっていたが、変わり始めている」

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「楽しんでプレーできるようにならなければならない。このチームの問題はクオリティや選手個人ではない。4-3-3のシステムは長年やってきてできるはずなので、あとはバランスを取り戻すだけ。現段階で歩むべき道のりはバランスの模索とトレーニングと言える」

最後にナポリの闘将は、自身の指導スタイルについて明かしている。