2日にサンパオロで行われたセリエA第30節ナポリ対ユヴェントス戦終了後、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督はイタリアメディア『プレミアム・スポーツ』のインタビューに応じ、「ユヴェントスが苦しんでいるのを見たことがない」と話し手ごたえを感じていた。
首位ユヴェントスと3位のナポリが直接対決したこの試合は今シーズンのスクデットの行方を占う上でも重要な試合だったが引き分けに終わった。
「今夜のナポリのような戦いを見て、監督ががっかりして帰宅することはありえない。イタリアのクラブを相手にユーヴェがこれほど苦しんでいる試合は見たことがなかった。カウンターを狙うユヴェントスにチャンスを許さなかった選手たちは素晴らしい」
「選手たちは正しい方向へ進んでいると思う。それでもまだ改善の余地はある。相手に低い位置でプレーさせ、カウンターのチャンスをほとんど与えなかったのは我々の手柄であると思いたい。」
一方、『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、ホームのサポーターの大声援を後押しに、この試合に勝ちきれなかったことを悔やんだ。
「ユヴェントスとの試合は一筋縄ではいかない。我々が主導権を握って相手を凌駕してはいたのだが。勝てるチャンスはあった」
最後に、昨シーズンまでナポリのエースだったユヴェントスのFWゴンサロ・イグアインを称えた。
「彼にとって難しい試合だった。前線で孤立していたが、決定力はあるし、縦への動きが上手い。何度も言うが私にとって世界最強の9番は彼だ」
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