ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がミランの120周年パーティーに出席した際にインタビューに応じ、移籍市場などについて語った。
ナポリ会長はまず、去就が注目されている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの獲得の可能性について言及。昨シーズンからチームを率いていたカルロ・アンチェロッティを成績不振により解任したことにより、補強の優先ポイントが変化したことを明かした。
「イブラヒモヴィッチ？ ズラタンのことは（解任されたカルロ）アンチェロッティと一緒に検討していた。しかし今は、彼を検討する以前に他の優先事項がある。チームは別の形でプレーしなければならないし、立て直さなければならない。ナポリにはすでにセンターフォワードの選手がいる。FWばかり何人欲しいと言うのだね？」
続いてデ・ラウレンティス会長は、アンチェロッティの後任となったジェンナーロ・ガットゥーゾを擁護。初陣のパルマ戦で1-2と敗れはしたが、指揮官と問題はないことを強調した。
「ガットゥーゾとは意見が完全に一致している。彼は粋な人物であり、偉大な働き者だ。ミランでは素晴らしい手腕を見せたうえ、過去には偉大な選手だった。カルロと同じく、素晴らしいプロフィールを持っていると思う。ナポリは過去に“（マウリツィオ）サッリの4-3-3”と呼ばれ、ヨーロッパ全土で評価を受けた4-3-3のシステムを採用していたが、ガットゥーゾはこのシステムをミランで非常に上手くこなしていた」
最後にナポリ会長は、今冬のインテル行きの可能性が報じられているベルギー代表MFドリース・メルテンスに言及。「インテルがメルテンスを欲しがっている？ 彼の契約状況ならどこにでも移籍できるが、イタリア以外だ」と述べた。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
