Mohammed Salah FC Liverpool 17122017Getty Images

ドロー続きのリヴァプール、下位に沈むボーンマスに4発完勝!/プレミアリーグ第18節

■プレミア第18節 ボーンマス 0-4 リヴァプール

リヴァプール:コウチーニョ(20分)、ロヴレン(26分)、サラー(44分)、フィルミーノ(66分)

現地時間17日、イングランド・プレミアリーグ第18節が行われ、リヴァプールは敵地でボーンマスと対戦し、4-0でリヴァプールが完勝した。

2試合連続ドローに終わっているリヴァプールにとって、5試合白星から見放されているボーンマスは確実に勝利しておきたい相手。しかし昨年末に行われた同カードでは、一時は3-1とリードしていたリヴァプールが、終わってみれば3-4での屈辱的な逆転負けを喫した因縁がある。

悪夢を払拭する意味もあるのか、リヴァプールは立ち上がりから全力で勝ちに行く姿勢を見せていく。11分、ペナルティーエリア手前右からのFKをフィリペ・コウチーニョが蹴ると、壁の上を越えたキックは右のポストを叩いて外れる。

20分には、アンドリュー・ロバートソンとのワンツーからドリブルでゴール前に切り込んだコウチーニョが、細かいステップとキックフェイントでスルスルとエリア内に侵入し、そのままゴール左隅へと流し込んでリヴァプールが幸先よく先制する。

さらに26分には、コウチーニョの左CKをジョルジニオ・ワイナルドゥムがそらし、ファーポストのフィルミーノがラインギリリで折り返すと、最後はデヤン・ロヴレンが頭から飛び込んで追加点。リヴァプールが早々に2点をリードする。

守勢の続くボーンマスだが、チャンスがないわけではない。39分、中盤でボールを奪ってショートカウンターからジャーメイン・デフォーが完全に抜け出す。しかし、シュートは左のポストを叩いて外れてしまう。

この決定機を逃したツケは大きく、前半終了を待たずしてリヴァプールが試合を決定付ける3点目を奪う。45分、アレックス・オックスレイド=チェンバレンのパスに抜け出したモハメド・サラーがエリア内右で粘ってそのまま切り込み左足でねじ込んだ。

3点ビハインドで後半を迎えた後半、ボーンマスは一気に2人の選手を入れ替える。前半の決定機のように、カウンターからチャンスを窺った。

しかし、リヴァプールの攻撃陣がその希望を打ち砕く。66分、左サイドのスローインから、コウチーニョの右足クロスを、ニアサイドのフィルミーノが頭で合わせて4点目。大逆転負けを喫した昨年の苦い経験を払拭するかのようなゴールラッシュで、試合を決定付けた。

こうなると苦しいボーンマス。逆にリヴァプールはサラーに代えてアダム・ララーナ、フィルミーノに代えてドミニク・ソランケを投入。さらに87分には、コウチーニョに代えてダニー・イングスを投入し、交代枠を使い切る。

あわや5点目かという場面も作り出しはしたが、ボーンマスも意地のディフェンスで跳ね返し、スコア差に反して拮抗した内容にはなっている。しかし、決めるべきところで決めたリヴァプールが4-0と大きくリード。集中した守備でボーンマスの反撃をゼロに抑えたリヴァプールが、完封勝ちを収めた。

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