ハンブルガーSVは、3日に行われたブンデスリーガ第25節でマインツと0-0で引き分けた。試合後、酒井高徳はドローを悔やんでいる。
残留争いのライバル同士の直接対決。HSVの酒井、マインツの武藤嘉紀がそれぞれ先発した試合は、ホームのHSVが主導権を握り何度もゴールに迫る。
前半にはネットを揺らすシーンもあったが、これはビデオ判定の結果無効に。さらに60分にはPKを獲得したが、このチャンスも逃してしまう。結局、シュートを20本放ったHSVだが、1人少ないマインツを最後まで攻略できずにスコアレスドローで試合を終えた。
主将の酒井は、試合後「開始から良いプレーをしていました。ゴールを奪えず、PKも失敗したのは残念でした」と敗戦を悔やんでいる。
この結果、HSVは25節を終えた段階で降格圏の17位。入れ替え戦圏内の16位マインツとの7ポイント差を縮めることができなかった。
ベルント・ホラーバッハ監督は、「決して諦めない。あと9つの決勝がある」と最後まで戦うことを誓っている。
これでリーグ戦12試合未勝利と、昨年12月頭から勝利に見放されているHSV。未だ1部から降格を経験したことがないクラブだが、厳しい戦いが続いている。




