ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)はバルセロナ幹部の発言に腹を立てているようだ。ドイツ誌『キッカー』に対して、カタルーニャのクラブがウスマン・デンベレの獲得に近づいているとの事実を強く否定している。
バルセロナのジョゼップ・セグラGM(ゼネラルマネジャー)はスペイン『TV3』で、リヴァプールMFフィリペ・コウチーニョ、そしてドルトムントFWデンベレの獲得におけるそれぞれのオペレーションが「まとまりそうだよ」とコメント。だが、どうやら少なくともドルトムントとの交渉における現状は異なっているようだ。
ヴァツケCEOは「彼が何故そう話したのか、理解できない。そう話す理由として思い浮かぶのは、彼のチームがスーパーカップの2試合でレアル・マドリーに目がくらむようなプレーを見せつけられたからくらい」と同GMの言葉がスーパーカップでの敗戦直後に発された言葉であることを指摘した。
またヴァツケCEOは断りを入れた第一オファー以降のクラブ間交渉の有無については明かさなかったものの、「バルセロナ側はデンベレの移籍を実現するにあたって、1ミリも近づいていない」と続けている。現時点ではデンベレのバルセロナ移籍が実現に向かっていないことを強調した。
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