ボルシア・ドルトムントは30日、ホッフェンハイムから元U-21ドイツ代表DFジェレミ・トリヤン(23)を獲得したことを発表。また2022年までの契約で加入したSBと引き換えにDFフェリックス・パスラック(19)は2年レンタルでホッフェンハイムに渡る。
2011年にホッフェンハイム下部組織に加わったトリヤンは、2013年からは同クラブのトップチームでプレー。両サイドのSBや右サイドハーフなどとして公式戦63試合の出場を記録し、2015年以降、今夏にU-21ユーロ制覇を成し遂げたU-21ドイツ代表のレギュラーメンバーでもあった。
そんなトリヤンの獲得に以前から関心を抱いていると伝えられたドルトムントだが、同選手がホッフェンハイムと2018年まで結んでいた契約の満了を待たずに今夏のマーケットで獲得を実現。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、「ジェレミは右SBとしても左SBとしてもプレーが可能だ。彼はU-21ドイツ代表のユーロ優勝の立役者の1人」と公式ウェブサイトを通じて同選手を紹介した。
ドルトムントはトリヤンを加える一方で、2019年までの契約を残していたパスラックと2021年までの契約延長で合意したことも発表。そして、同選手を2年間の期限付きでホッフェンハイムに送り出すことも伝えている。ツォルクSDは「彼にはホッフェンハイムで可能な限り多くの出場機会が与えられることを望んでいる。ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督の下は、彼にとって良い居場所となるだろう」と右SBでプレーする若手の成長を信じている様子をうかがわせた。
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