11日に行われる予定だったチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグ、ボルシア・ドルトムント対モナコは、爆破攻撃によって翌日に延期された。試合前、ドルトムントのチームバスがスタジアムへと出発した際、爆破攻撃を受け、DFマルク・バルトラが負傷している。地元警察が記者会見を開いた。
ドルトムントの警察長グレゴール・ランゲ氏は「クラブが使用していたホテルの近くで3つの爆発があった。チームを標的とした攻撃だったとみている。警察犬やドローンなどを用いて捜査にあたっている。詳しいことは分かっていないが、ファンの冷静な対応のおかげでスムーズな対処が可能になった」と語った。
そして、検察官のザンドラ・リュッケ氏は「今回の攻撃を行ったと思われる誰かが書いた文書も見つかった。詳細は明かせないが、事件との関係があるため捜査を進めている」と明かした。
また、12日に試合が行われる決定が下されたことについてランゲ氏は「100%の安全を確保するために、あらゆる方法を使って対策する」と、試合開催に向けてベストを尽くす方針を明かした。
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