昨夏、マッツ・フンメルスはバイエルン・ミュンヘンからボルシア・ドルトムントへ3年ぶりに戻ってきた。ベテランとなったCBは再びBVBで重責を担おうとしている。
前半戦はリーグ戦15試合に出場し、ベテラン選手の一人として若いチームを支えている。ドルトムントは取りこぼしが響き、4位に甘んじているが、フンメルスはリーグ全体のレベルが向上していることを強調する。また、トップチームになるための改善点も口にした。
まもなく終わりを告げる2019年を総括し、来る2020年の目標にも言及。12月16日に31歳となったフンメルスはどのような志を持っているのだろうか。
■課題と国内リーグの拮抗
Getty Images――前半戦は4位で終えることになりました。チームの状況とマスコミからのプレッシャーについてはいかが思いますか?
マスコミに影響されるのは、一時の流れに左右されるようなファンだけなんだ。チームにとっては、メディアの影響はほとんどなかったし、今でも重大な影響はない。時々話題には上るけれど、大きな影響があるようには感じていないよ。僕たちは結果しか気にしていない。でも、結果そのものが今シーズンは上下してしまっている。けれど、今は何かを失ったわけではない。僕たちの型を作ることができて、それを続けていければ、すぐに望みの順位に行くことができるはずだよ。
――後半戦を考えると、秋の不安定な状況を経験したことは良かったのかもしれません。
そうなればいいし、タイトルがかかってくる頃には最高の状態になっているよ。それまではトップグループについていかなくてはいけない。ブンデスリーガでは序盤から断トツでリードするチームはいないんだ。それは主にレベルが拮抗しているからだし、よく逆の意見が書かれているのを見かけるけど、全体のレベルは明らかに上がっている。小規模のチームが大敗するためにドルトムントやミュンヘンに行くなんてことはもうないだろうね。そういうチームは、戦術的にも選手個々の能力としてもとても上がってきているし、チーム自体にも明確なプランがある。だから、上位のクラブがどんどん勝ち点を落とすようになってきているんだ。
――それでも、今季はあまりにも取りこぼしが多いように思います。好不調の波が激しすぎると思うのですが…。
確かに試合のときに少し「目覚めないといけない」人がときどきいる。残念だけどそれは否定できないね。レヴァークーゼンに4-0で勝った試合(9/14)も結果は快勝だったけれど、実際は最初の20分間に大きな課題があった。時々、ただ試合に入っていって状況を見守ることしかしないことがある。他にやれることがなくて、ただただサイドチェンジをすることがある。そういう状況をコントロールすることができればトップチームになることができると思う。
■ピッチ内外でベテランとして手本に
Imago Images――2016年以来にドルトムントへと帰ってきました。チームではどのような役割を持っているんですか?
人生での役割を果たせるように、そして責任を全うできるように努めているよ。特にピッチの上でははっきり意思を伝えるし、要求もするし、励ましたりもする。すでにチームの中でも問題になっているけれど、僕たちは時々ちょっと静かになってしまうんだ。だから僕のようなベテランがピッチをリードしていくことはとても大事なことなんだ。ピッチ以外でも、この役割をポジティブに負っていかなくてはいけないし、試合以外の仕事でも、インタビューでも、写真撮影でもお手本になっていかなくてはいけない。
――ドルトムントは4バックのメンバーが固定されていません。出場選手が常に入れ替わっていることはどのように捉えるべきでしょうか?
選手の組み合わせがどんどん入れ替わっても、チームにオートマティズムが備わっていればうまくいくんだ。ただ、全員が何をしているのかがわかるようになるには時間がかかる。僕たちはそれを仕込んでいる段階なんだ。
――まもなく冬の移籍市場が開きます。チームにはどのような動きを期待していますか?
僕が最初にBVBに来たときは冬の移籍だったんだよ(笑)。実際、冬の移籍は有意義だと思う。いずれにせよ、今いるメンバーでも上がっていくことはできる。でも、もし非常に強力な個を持つ選手を冬の移籍でチームに加えることができるのなら、それ以上のことはないよね。
■「目標はタイトルを獲得すること」
Getty Images――まもなく今年が終わります。2019年は色々あったかと思いますが、総括してください。
今年はとても満足だったよ。代表チームから外れたことは驚きではなかったしね。バイエルンではレギュラーから外れ、とても難しい状況からチームに戻ろうととにかく戦ってきたし、そこから2冠を獲得することができた。移籍に関しても、ドルトムントではすぐにチームに馴染むことができたね。
――あなたはパフォーマンスをドイツ国内で特に批判的に見られているようです。
自分自身のことについてそんなに色々言うわけではないけれど、国内の有名選手たちについて話そうかな。そういう影響を受けているのはマヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、それから、マルコ・ロイスだと思う。状況が好転すれば、僕たちはとてもポジティブに見てもらえるだろうね。ただ、状況が悪くなると皆こぞって悪く書きたてる。そのほうが記事を見てもらえるからね。みんな極論に魅力を感じるんだ。
――2020年の目標は何でしょうか?
一番の目標はタイトルを獲得することだね。3つのコンペティションすべてに残って、優勝争いに加わりたいと思っているよ。
インタビュー・文=ダビド・ビンダー/David Binder
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
● DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃ 料金体系→こちらへ ※
● 【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
● 【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です



