ボルシア・ドルトムントは30日、バルセロナからU-17スペイン代表MFセルヒオ・ゴメス(17)を獲得した。契約は「長期」と伝えられており、契約期間は具体的に明かされていない。
先日に報じられていた通り、S・ゴメスはドルトムントに加入。昨年スペイン代表が準優勝を果たしたFIFA U-17ワールドカップで4ゴールを記録した攻撃的MFだが、新クラブの公式ウェブサイトでは戦術理解度の高い、セットプレーのバリエーションが豊富で、ドリブルに長けているゴールを脅かす選手として紹介されている。
ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、「セルヒオ・ゴメスは間違いなく彼の年代のベストの1人。我々はかなり前から彼に関心を抱いていたが、他の欧州トップクラブからたくさんの誘いが届いていたにも関わらず、彼がドルトムントを選んでくれたことを喜んでいる」と期待を寄せつつ、「セルヒオにはこれからトップチームのトレーニングに参加しながら夏までは我々のU-19チームで出場時間を重ねてもらうことになる」と説明した。
またバルセロナMFアンドレス・イニエスタを自身のアイドルに挙げるS・ゴメスは「欧州のビッグクラブの一つであるドルトムントにチャンスを与えてもらい、感謝を告げたい。正直、僕は最初となる月曜日のトレーニングからただただ全力で頑張っていきたい!」と意気込みを語った。
なお報道によると、同選手のバルセロナとの契約には契約解除条項が盛り込まれていたようで、ドルトムントはそれを300万ユーロ(約4億円)を支払って行使したという。




