ドルトムント、サンチョ引き止め策で年俸大幅アップも？売却に応じるための移籍金は変わらず

【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】ドルトムント（ブンデスリーガ）が、母国移籍を望んでいると伝えられるイングランド代表FWジェイドン・サンチョの引き止めに動き出すようだ。

イングランド代表FWジェイドン・サンチョは、来シーズンもドルトムントでプレーするのだろうか。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』によると、クラブはアタッカーを引き止め策を講じるという。

2017年夏にマンチェスター・シティ下部組織から加わり、ドルトムントではここまで公式戦98合に出場し34ゴール43アシストを記録しているサンチョ。同クラブでは2022年までの契約を残す20歳だが、今夏の母国への復帰を強く望んでいるとされ、特にマンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性が騒がれてきた。

しかし、ドルトムント幹部はその放出を容認する様子を見せず。『シュポルト・ビルト』が新たに報じたところでは、クラブは同選手に対する説得材料として現在600万ユーロ（約7億2000万円）の年俸を1000万ユーロ（約12億円）に引き上げることを検討しているという。

一方、ドルトムントは依然として1億3000万ユーロ（約156億円）の獲得オファーが届いた場合のみにサンチョを手放す構え。現時点、これほどの規模での取引が考えられる移籍先候補はマンチェスター・ユナイテッドのみと見られ、それも同クラブの来季チャンピオンズリーグ出場権の獲得が前提となりそうだ。