2017-09-14-dortmund-bosz(C)Getty Images

ドルトムントのボス監督、CL黒星発進に落胆…失点場面では「守備の甘さ」を指摘

ボルシア・ドルトムントは13日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループH第1節でトッテナムと対戦し、アウェーで1-3と黒星。ピーター・ボス監督は試合後、敗戦に落胆している様子を示し、判定への不満も口にした。

4分にFWソン・フンミンに先制点を奪われたドルトムントは、11分にはこの試合で今シーズン初先発を果たしたMF香川真司のアシストから新加入FWアンドリー・ヤルモレンコのスーパーゴールで同点。しかし15分、60分にはFWハリー・ケインに決められ、最終的には勝ち点を持ち帰ることができなかった。

ボス監督は試合後、「がっかりだね。特に前半はもっと結果を出せたと思う。(前半は)良いプレーをできていたが、2度ほど不注意だった。両チームとも同じスタイルで臨み、前方にはプレスをかけ、後方から組み立てている。我々のプレスは良かったが、その他の守備がしっかりと組織をつくらなければいけない。だが、0-1の場面ではそれができなかった。甘すぎたんだ、相手の2点目も同様にね」と振り返った。

オランダ人指揮官は56分にはピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールがオフサイドとの判定で認められなかったことについても言及。2-2と追いつけた場面だけあって「あのシーンでは線審がその横の位置についていた。あれは見えたはずだ。もちろん、(オフサイド判定は)試合を決定づけた」とジャッジが誤審であったことを強調している。

なお同監督はアディショナルタイムにファウルを受けたマリオ・ゲッツェの状態を懸念しているようだ。ゲッツェはこの試合、すでにスコアが1-3の状況の66分から香川真司に代わって途中出場。試合終了間際にはトッテナムDFヤン・フェルトンゲンと競り合うと、その腕が顔面に直撃。フェルトンゲンは2枚目の警告を受けて退場となったが、ゲッツェもピッチを退くことになった。

ボス監督は、ゲッツェについて「歯に問題があるようで、これから医師に診てもらう。あまり良い感じではない。歯が正しい場所に位置していないようだ。この話をするだけですら痛みを感じてしまう」と心配の様子でコメント。ドイツ『シュポルト1』によると、口に氷をあてたゲッツェは「歯はまだ全部残っているか」の質問に対し、うなずきながらミックスゾーンを通過したという。

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