ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督はDFBポカールを制し、疲弊していることを認めつつ、喜びを語った。ドイツ『SID』が報じている。
ドルトムントは27日、DFBポカールでフランクフルトと対戦し、2-1で勝利を収めた。ここ3シーズンは決勝で涙を飲んでいたため、チームにとっては悲願とも言える戴冠となった。トゥヘルは試合後に喜びを語った。
「正直、もう空っぽだよ。とてもハードだったし、我々にとってのベストマッチではなかった。先制点を奪ってから、我々はサッカーをすることをやめてしまった。しかし幸運にも逆転されることなく、(後半からは)しっかりとサッカーができた。昨日もよく眠れたし、今ようやく、すべてがパーフェクトになったね」
また、敗れたフランクフルトのニコ・コバチ監督もドルトムントに賛辞を送った。
「おめでとうと言いたい。彼らは後半に良くなり、試合を支配していた。自分たちも彼らのパフォーマンスにも敬意を表したい」
ドルトムントにとっては2012年以来の優勝で、トゥヘル監督就任以降は初めての獲得となる。指揮官交代もささやかれるドルトムントだが、このタイトルでチームにとどまることとなるのだろうか。


