■ブンデス第1節 ヴォルフスブルク 0-3 ドルトムント
ドルトムント:プリシッチ(22分)、バルトラ(27分)、オーバメヤン(60分)現地時間19日、ドイツ・ブンデスリーガ第1節が行われ、香川真司の所属するドルトムントは敵地フォルクスワーゲン・アレーナでヴォルフスブルクと対戦し、3-0と快勝し開幕白星スタートを切った。ベンチスタートとなった香川は86分から途中出場を果たした。
立ち上がりからペースを握ったのはアウェーのドルトムント。移籍問題で揺れるウスマン・デンベレ、エムレ・モルを招集外としたドルトムントだが、代謝障害を克服したマリオ・ゲッツェが復帰した中盤で主導権を握り、前線ではピエール=エメリク・オーバメヤンが起点となってチャンスを作っていく。
すると22分、オーバメヤンにロングパスが渡り、一度はボールを失ったものの、フォローに入ったゲッツェがすかさず右のクリスティアン・プリシッチへ。エリア内に侵入したところでDF2人と対峙するが、2人の間にシュートを通し、これがゴール左隅へと決まって攻勢のドルトムントが先制する。
さらに27分、CKのこぼれ球を拾ってつなぐと、ペナルティーエリア左でボールを受けたマルク・バルトラがシュートを選択。これが綺麗な弧を描いて逆サイドネットに決まり、ドルトムントが点差を2点に広げる。
その後も試合のペースを握るドルトムントに対し、なかなかシュートチャンスを作れないヴォルフスブルクは43分、古巣対決となるヤクブ・ブワシュチコフスキが負傷交代を強いられ、ランドリ・ナニ・ディマタが投入される。
結局、枠内シュート0本のまま前半を終えたヴォルフスブルクは、キャプテンのマリオ・ゴメスが完全に抑え込まれ、攻め手がない状況。後半は何かしらの工夫が必要となるが、その効果が発揮される前にドルトムントが試合を決定付ける3点目を奪う。
60分、右サイドを抜けたプリシッチがDFとGKの間に折り返すと、ファーサイドでフリーとなっていたオーバメヤンが難なく押し込んだ。
直後にゲッツェを下げてマフムード・ダフードを投入したドルトムントはその後も試合の主導権を渡さず、69分にはセットプレーからゴメスにネットを揺らされるが、ビデオ判定の結果オフサイドとなりノーゴール。ドルトムントは課題とされる守備でもしっかりとヴォルフスブルクの攻撃陣を封殺していた。
86分には、プリシッチに代わって香川を投入。残り少ない時間でアピールする場面はなかったが、ヴォルフスブルクの反撃をゼロに抑えたドルトムントが開幕戦で白星スタートを切った。
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