ドイツ代表GKマルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンは、ひと悶着があったマヌエル・ノイアーとの関係性について言及した。
バルセロナで安定した活躍を続けるテア・シュテーゲンは先日、ドイツで出番がないことを受け、「少しイライラすることもある」と不満を吐露。これを受け、主将で正守護神のノイアーは「チームの助けにならない」と苦言を呈して、これに対してバルセロナGKが反論するなど舌戦に発展する。
ノイアーが「直接話をする」と主張して、この論争は収束したかに思われたが、今度はバイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長がテア・シュテーゲンの態度に激高し、代表への選手派遣のボイコットを示唆する（後ほどこの発言を反省）などこの騒動は激化の一途をたどっていた。
そんな中、10月のインターナショナルブレイクでノイアーとともにアルゼンチンとの親善試合とEURO2020予選を戦うチームに招集されたテア・シュテーゲンは8日に会見に出席し、代表チームの守護神争いについて「みんながプレーしたがっている。ゴールキーパーだけに限ったことではなく、すべてのポジションに言えることだ」と話し、ライバルとの関係性について語った。
「僕たちの間には言い争いはない。僕たちは毎日のように話し合い、良好なプロフェッショナルの関係性がある。彼（ノイアー）にはアドバンテージがあるから、僕は全力でプレーし、自分自身を証明し、監督の決断をできる限り難しくしなければいけない。僕はナンバーワンになるために全力を尽くす。これが僕自身のゴールだ。でも、最も大きな目標は、チームとしてEURO2020の大会で成功することだ」
なお、9日のアルゼンチンとの親善試合では、テア・シュテーゲンがゴールマウスを守ることをヨアヒム・レーヴ監督は明言している。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
