ロシア・ワールドカップ欧州予選第7節が現地時間9月1日に行われ、チェコがホームでドイツを迎え撃った。
現在、グループCで3位に付けているチェコは、世界王者ドイツ相手でも予選突破のためには負けられない一戦。
しかし、先制したのはドイツだった。開始4分、スルーパスに反応したティモ・ヴェルナーが冷静なトラップからシュートを決めて、ドイツが先行。
試合はその後もチェコがカウンターでドイツゴールを何度となく脅かし、ようやく同点ゴールが決まったのは78分、ウラジミール・ダリダがミドルシュートを決めて1-1とする。
だが終盤の88分、セットプレーの流れからマッツ・フンメルスが空中戦を制してゴールへとねじ込み、土壇場でドイツが再びリードする。
1-2でアウェーのドイツが勝利を収め、これで7戦全勝。勝ち点を21に伸ばして、次節の結果次第では予選突破が決まる可能性も。グループCではアウェーでサンマリノを下した北アイルランドが勝ち点を16に伸ばして2位に付けている。チェコは勝ち点9の3位で、2006年のドイツ大会以来となる本大会出場は厳しい状況となってしまった。
