近年、急速に市場が拡大しているサッカー界。昨夏には、パリ・サンジェルマンがFWネイマール獲得に2億2000万ユーロという天文学的な金額を支払ったのも、大きな話題となった。
市場の拡大とともに、もちろん選手の価値も上昇。今冬マンチェスター・ユナイテッドに移籍したFWアレクシス・サンチェスは、週給50万ポンド（約7500万円）という給与を手にしているという。
そんな“セレブ”なサッカー選手たちは、シーズンが閉幕した後、1年の疲れを癒やすためリゾート地でバカンスを過ごすのが恒例となっている。地中海に浮かぶスペイン・イビサ島などは、多くの選手が休暇を過ごす人気のリゾート地だ。
もちろん、旅行会社のツアーに参加することなどありえない。別荘を持ち、自身が所有する高級ヨットで、家族や恋人たちと豪華なクルージングを楽しんでいる。
イギリスのタブロイド紙『The Sun』は、サッカー選手所有の高級クルーザーの価格をランキングで紹介。最高額は、なんと1000万ポンド（約15億円）もする超豪華仕様となっている。
●3位：セルヒオ・ラモス（レアル・マドリー）―480万ポンド（約7億1500万円）
ロス・ブランコスのキャプテンを務めるスペイン代表DFは、昨夏にチームメイトのルカ・モドリッチとルーカス・バスケスを連れ、イビサ島でバカンスを過ごしていたのが話題となった。
4つの客室、2つのダブルベッド、2つのツインベッドを備え、最高速度は時速61km。もちろん、ジェットスキーを何台も完備している。
●2位：クリスティアーノ・ロナウド（レアル・マドリー）―750万ポンド（約11億円）
先日33歳の誕生日を迎えた稀代のスーパースターは、贅の限りを尽くすのが大好きだ。
彼のヨットは全長28m、VIPルームを含む超豪華な仕様になっており、9人が暮らしても有り余るスペースが有る。
そしてもちろん、船体にはロナウドの銅像が建てられている。
●1位：リオネル・メッシ（バルセロナ）―1000万ポンド
“世界最高のフットボーラー”と称されるメッシが、トップに輝いている。
イビサ島が大好きなアルゼンチン人は、昨夏チームメイトで親友のルイス・スアレスを自身のハネムーンに連れ立ったことが話題となった。
ロナウドのものと同じ全長28mのクルーザーは、4つの寝室に、クイーンサイズのベッドを備えた豪華VIPルーム、シーカヤックなども備えている。
■オーナーにもなると…
ちなみに、クラブのオーナーとなると桁が違うようだ。
チェルシーのロマン・アブラモヴィッチ氏が所有するのは、クルーザーと言うよりは“豪華客船”。お値段は、なんと15億ポンド（約2200億円）だ。世界で2番目の大きさを誇る客船で、24の客室を備えているという。
世界各国を飛び回るフットボーラーが、自身のクルーザーに乗れる機会は年にそう無いだろう。それでも、バカンスを思いっきり楽しむために妥協はないようだ。