パリ・サンジェルマンに所属するFWルーカス・モウラのトッテナム移籍が完了した。
今冬のパリSG退団が頻繁に取り沙汰されていたルーカスに、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、ナントなどが獲得に興味を抱いていた。そして移籍市場最終日、本命と目されてきたトッテナムが争奪戦を制し、同選手と契約を結ぶことに成功。なお、トッテナムは移籍金として2500万ポンド(約39億円)を支払うこととなる。
移籍の決まったルーカスは『スパーズTV』に「一番重要なのはプレーすることだ。僕は自分の能力とクオリティを証明するためにここで新しいチャレンジを始める。ここもビッグクラブで、素晴らしい歴史を持ったクラブだ。トッテナムのためにプレーできることは僕にとって大きな喜びだ」と語った。
2013年にサンパウロからパリSGに移籍したルーカスは、229試合に出場し、46得点を記録する。しかし、昨夏、クラブがネイマールやキリアン・ムバッペを獲得する大型補強を敢行したことで、出場機会は激減。リーグ戦に限って言えば、昨年11月を最後にピッチに立てておらず、プレミアリーグに挑戦することが決定した。




