ローマのMFダニエレ・デ・ロッシが、感動的なフィナーレを迎えたFWフランチェスコ・トッティに対してコメントを寄せている。イタリア『スカイ』が報じた。
トッティは28日、シーズン最終戦のジェノア戦で54分から途中出場。すでに今シーズン限りでローマを離れることが明らかとなっている“王子”はホームのスタディオ・オリンピコでラストダンスを披露し、3-2の勝利に貢献した。
デ・ロッシは試合後に24年ものキャリアを築いてきたトッティについて尊敬の念を抱いていることを明かす。『君のキャリアは普通ではない』という横断幕に関する話から始め、次のように語っている。
「バナーは見たよ。同じユニフォームを25年も着続けるというのは現代フットボールとの戦いでもある。全員を分ける街とクラブにいることがどれほど難しいかはわかっている。でも、トッティは全てを結合していた。誰も彼と議論などできないんだ」
現在、ローマファンはトッティが今後クラブでどのような役割を担うことになるかの発表を待っている。一方で、トッティは現役引退を明言しておらず、どこか他のクラブでプレーを続ける可能性も残されている。




