トゥヴェンテ中村敬斗、エールディヴィジ開幕戦で強豪PSVから鮮やかゴール奪取

今夏、ガンバ大阪からトゥヴェンテに移籍した中村敬斗が、開幕戦でPSVからいきなりゴールを奪ってみせた。

ガンバ大阪からオランダのトゥヴェンテに加わった中村敬斗が、エールディヴィジ初戦でいきなり結果を残した。

現地時間3日エールディヴィジ第1節で、トゥヴェンテはホームで強豪PSVを迎え撃った。中村敬斗は左ウイングで先発すると、開始8分にいきなり大きな見せ場がやってくる。

左サイドのタッチライン沿いでボールを受けた中村はカットインすると、ペナルティエリア外、左45度の位置から右足を強振。オランダ代表GKイェルーン・ズートが懸命に横っ飛びを見せるも、強烈なシュートはワンバウンドしながらファー側のネットへと吸い込まれた。これでトゥヴェンテは1点を先行。

地力で勝るPSVは追う展開になり、ここから攻勢を仕掛ける。PSVは65分にデンゼル・ダンフリースが同点弾を叩き込み、スコアは1－1に。トゥヴェンテはPSVの反撃をこの1点にしのぎきって、開幕カードでの勝ち点1奪取に成功している。

なお、開幕ゴールを決めた中村は71分に途中交代でベンチに退いた。

今夏の移籍市場でトゥヴェンテに新天地を求めたばかりの中村。エールディヴィジ開幕戦では強豪PSVから独力でゴールを奪うなど、ヨーロッパでのスタートは幸先の良いものとなったようだ。