2017-08-31-italy-daniele-derossi(C)Getty Images

デ・ロッシ、スペイン戦が本大会レベルの試合になると予想「ワールドカップの前菜」

ローマに所属するイタリア代表のMFダニエレ・デ・ロッシが31日、記者会見に出席し、2日に行われるロシア・ワールドカップ欧州予選スペイン戦へ向けて意気込みを語った。

グループGのイタリアはワールドカップ出場を目指し、首位スペインとサンティアゴ・ベルナベウにて対戦する。デ・ロッシは強豪との一戦を警戒するものの、善戦することを約束した。

「スペイン有利というのは間違っていない。近年、世界中を虜にしてきたチームだ。だが食い物にされに行くつもりはない。一矢報いることはできるはずと僕らは感じている。ベルナベウでプレーすることを恐れる者は、サン・シーロやユヴェントス・スタジアム、もしくはバルセロナでプレーすることも恐れるだろう。若いチームだと思うが、個の力は十分にある。ピッチでやるべきことは常に分かっているし、だからこそ自信も沸く」

「スペインが昔ほど強くないというのは本当ではない。もしそうなら逆に心配するよ。カンピオーネたちは自分たちが強くないと感じると、能力以上の力を発揮するからね。でも僕は心配していない。ユーロでは僕らが勝ったし、ファーストレグも引き分けた。向こうだって危なかったんだ。それでもフオリクラッセ(規格外)のチームだし、僕は彼らを物凄くリスペクトしている。スペインでは失うものは何もないからより簡単かもしれない。だけど勝ったら英雄になるとか、負けたら違うとか、そういう話ではない。ワールドカップの初戦といってもおかしくない。前菜みたいなもの。プレーオフとなると多くの罠が潜んでいる。僕らみたいに出会いたくないような2位のチームが出てくるかもしれない」

また2020年に開催されるユーロへの出場を問われると言葉を濁したものの、ワールドカップについては、ロシア大会が最後になることを告げた。

「次のユーロに出場するか? それは天に任せる。だが2022年のワールドカップは年齢上、確実に出場しないと思う。1度でも出場したいとワールドカップを夢見る人がいるけれど、僕は4度目のワールドカップを目指したい」

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