ポルトガル1部プリメイラ・リーガ第21節ヴィトリア・ギマランイス対ポルトで、ポルトのマリ代表FWムサ・マレガが人種差別行為に抗議する形で自主退場したことについて、デポルティボのフェルナンド・バスケス監督の発言が大きな話題となっている。
この試合の60分に決勝点となるゴールを決めたマレガは、ヴィトリア・ギマランイスのサポーターから『モンキーチャント』を行われたことへの抗議として、70分に自らピッチを後に。ピッチにとどまるよう促すチームメートたちを振り切り、のサポーターに親指を下に向けるジェスチャーをしながら、ロッカールームへと続くトンネルへと姿を消した。
この嘆かわしい一件について、デポルティボのフェルナンド・バスケス監督の発言が欧州で大きな話題となっている。スペイン『ラ・ボス・デ・ガリシア』とのインタビューに応じた同指揮官は、ポルト側もマレガにもっと寄り添うべきであったとの見解を示したのだった。
「ビッグクラブはそういったことを解決しようとしない。選手たちが全員で出て行き、試合に負けることだけが解決策となるだろう。私にとってマレガのチームメートと監督、さらには審判の振る舞いも嘆かわしいものだった。マレガをピッチにとどめようとして、さらにイエローカードも提示した。思うに、見せるべきリアクションは逆であったはずなんだ」
「差別について、すべきことははっきりしている。ああやって若者が苦しむなど、とても悲しいことだ。なぜ『残れ、残れよ、残るんだ』と言うかわりに、『俺たちはお前とともにある。あいつらはクソ喰らえだ。一緒にここを出て行こう』と言えなかったのだろうか。1試合を落とすことになるが、それでもいつの日か、どこかのクラブがそういった行動を起こさなくてはならない」
「ポルトが1試合を落としたとして、どうなんだ? 彼らは2位につけているんだろう? つまり、そう言うことだよ。誰がリスクを冒して、最初の一歩を踏むのかという問題なんだよ」
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