デポルティボは5日、新監督にクラレンス・セードルフ氏(41)を迎えたことを発表した。
デポルティボは先に、成績不振によってクリストバル・パラロ監督を解任。その後任候補には元レアル・ソシエダ指揮官のマルティン・ラサルテ氏やディエゴ・アロンソ現パチューカ監督の名も挙がっていたが、両者の招へいが難しかったために第三候補だったセードルフ氏を呼び寄せた。デポルティボと元オランダ代表MFは、今季終了まで契約を結んでいる。
セードルフ氏は選手時代、アヤックス、レアル・マドリー、ミランなどに在籍し、チャンピオンズリーグで4回優勝を果たすなど数々のタイトルを獲得した。監督としては2014−15シーズン途中にマッシミリアーノ・アッレグリ氏の後任としてミランを率いたが、11勝2分け9敗という成績でセリエAを7位で終え、契約延長を勝ち取るには至らず。また2016年には中国2部の深セン市足球倶楽部の指揮官に就任したものの、3勝4分け6敗という成績で1部昇格に導くことはかなわなかった。
デポルティボはリーガ第22節終了時点で降格圏の18位に位置。セードルフ氏は、ガリシアの名門クラブを残留に導けるのだろうか。


