24日に行われたコパ・デル・レイのベスト32第1戦で、バルセロナはレアル・ムルシアに3-0と快勝した。エルネスト・バルベルデ監督は今後嬉しい悩みを抱えることになるかもしれない。
ムルシア戦で、バルセロナはFWジェラール・デウロフェウ(1得点1アシスト)、パコ・アルカセル(1得点)、ホセ・アルナイス(1得点)と3トップが躍動。デウロフェウは違いを見せ付け、アルカセルは今季公式戦初得点を挙げている。
だが、周囲を驚かせたのはアルナイスだ。この試合でトップデビューを飾ったカンテラーノ(下部組織出身選手)は、堂々たるプレーで攻撃をけん引。56分に左サイドからカットインしてミドルシュートでゴールを決めると、その20分後にはペナルティーエリア内でマルセイユルーレットを披露してムルシアDF2人を抜き去り、スタジアムを沸かせた。
バルベルデ監督は試合後、「彼は第一歩を踏み出した」とアルナイスの活躍を歓迎した。バルセロナのカンテラーノが指揮官に新たな選択肢を提供している。
