かつてリヴァプールでプレーした元セネガル代表FWエル・ハッジ・ディウフがイギリス『BBC』の取材で、リヴァプール時代の同僚スティーヴン・ジェラードについて語っている。
ディウフは元同僚ジェラードとは「彼とは何の問題もないし、リヴァプールでは本当に強いパーソナリティを発揮してチームをけん引していた」と発言。
その一方で、「スティーヴィーG(ジェラードの愛称)は素晴らしい選手だった。リヴァプールの躍進を成功させた一方で、彼は自分の代表(イングランド)では何も成し遂げていない。結果を残すことができなかった」と語っている。
「エル・ハッジ・ディウフと言ったらセネガルを代表する選手だ。みんなそれを分かっているのかな? セネガルは(2002年の)ワールドカップの前まで、知らなかった人が大多数だ。だが、僕らが成し遂げたことで世界中の人々がセネガルを知ることになったはずだ」
「(ディエゴ)マラドーナがアルゼンチンのためにしたことを、僕は2002年にセネガルでやってのけた」
セネガルは2002年の日韓ワールドカップで、前回王者フランスとの開幕戦で勝利。その後はベスト8進出を果たし、ディウフはチームの攻撃の柱としてセネガルの躍進に大きく貢献していた。ディウフは同大会の活躍を評価され、翌シーズンからリヴァプールに加入し、ボルトンに移籍するまでの2シーズンを過ごした。
その後、2015年に現役を引退しているが、現役時代から「セネガルのサッカー協会は腐敗している」といった歯に衣着せぬ発言をしていたディウフ。古巣リヴァプールの英雄について、独自の見解で評している。
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