チリ代表を率いるフアン・アントニオ・ピッツィ監督は、勝利にもチームに「戦い続けること」を求めている。
チリは5日、ロシア・ワールドカップ南米予選第17節でエクアドルと対戦。84分に追いつかれる厳しい展開となったが、直後に勝ち越し、2-1で辛くも勝利している。その結果、一気に3位まで順位を上げてワールドカップ自動出場圏内へ入り込んだ。
しかし、最終節はアウェーでのブラジル戦となっており、さらにMFアルトゥーロ・ビダルが累積警告で出場停止と、油断できない状況となっている。ピッツィ監督は、ハードワークを続けることをチームに求めた。
「戦うことを続けなければならない。努力を続ければ、ブラジルとも渡り合える自信がある。試合に向けて一番良い方法で準備する。まだ何も成し遂げていないし、状況は非常に難しい」
チリは最終節で勝利すれば、無条件でロシア行きを決められるが、引き分け以下に終わると、順位はコロンビアやペルー、アルゼンチンの結果に左右される。最後まで集中した戦いが求められる。