FIFAコンフェデレーションズカップのグループBで、南米王者チリは3試合を消化して勝ち点5となり、グループ2位で準決勝進出を決めた。
第1戦カメルーン戦、第2戦ドイツ戦ではジョニー・エレーラがGKを務めたものの、第3戦のオーストラリア戦では、4月下旬にプレミアリーグの試合で負傷し、それから戦列を離れていたクラウディオ・ブラーボが実戦復帰。クリーンシートとはいかなかったが、1-1のドローで試合を終えている。
チリのフアン・アントニオ・ピッツィ監督が、所属するマンチェスター・シティで不振に陥り、負傷で離脱していたブラーボをピッチに送り出したことについて言及している。
「すべての選手がビッグトーナメントに慣れるには時間が必要で、監督としてはブランクがある選手を起用しづらいものだが、ブラーボはしっかり準備ができていたね。彼は世界最高のGKの一人とは言い難いかもしれないが、素晴らしいキャリアを送っているGKだと思う」
また、対戦したアジア王者のオーストラリアについて「彼らは素晴らしいチームだった。世界最高のチームの一つではないかもしれないが、我々が勝ち上がりを決めるまで全く気が抜けず、大きなプレッシャーになった」と言及している。
チリは現地時間28日にA組1位の欧州王者ポルトガルと準決勝で戦うことが決まっている。ピッツィ監督は「相手はユーロ王者で、世界最高の選手が何人もいる。クリスティアーノ・ロナウドのような名手もいるし、非常に難しい試合になるだろうが、やるしかない」と続け、ポルトガル戦への気概を示した。
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