3月28日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選・タイ代表戦に向け、トレーニングを行っている日本代表。25日の練習後、負傷離脱が発表されたGK川島永嗣が記者団の取材に応じた。
川島は所属先であるメスでは第3GKとして扱われ、ほとんど出場機会を得られていない。それでも23日のUAE戦では先発し、ビッグセーブもあるなど2-0での勝利に大きく貢献した。川島は「今の選手のクオリティだったりとか、チームのグループを考えれば、誰が出てもやっぱりやれるだけの力はあると思います。一人ひとりが与えられたチャンスを常につかんでいかなければいけないと思うし、それがやっぱりグループの強化につながるのかなと思っています」と話す。
さらにここまでの予選数試合でゴールマウスを守ってきた西川周作との競争については「自分にとって大きな存在」と話しつつ、以下のように続けた。
「ここまでも周作が二次予選、最終予選と守ってくれているから今の結果があるわけですし。そういう意味でみんなが試合に出たいという気持ちは常にあります。本当にやっぱりレベルアップっていうのはそこがベースだと思うので」
タイ戦については、UAE戦とは異なる展開になる可能性を示唆し、つかんだ自信をそのままに戦っていく必要があるとした。
「まだタイ戦で自分たちがどうやっていくのかっていうところまではいっていないですけど、ゲームの内容自体が大きく変わる部分もあると思うし、自分たちが注意しなければいけない点も変わってくると思いますね。UAE戦で自分たちがつかんだ自信っていうのは、フォーメーションも含めて続けていかなければいけないと思いますけどね。ただ、まったく違ったゲームになるっていうのは、意識して臨まなければいけないと思っています。そういった意味でも、ある意味難しい試合にゲームになるんじゃないかなと思います」
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