チチャリートことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(29)のプレミアリーグへの復帰が決定的となった。2年間所属していたレヴァークーゼン、移籍先のウェスト・ハムが20日に同選手の移籍でクラブ間合意に至ったことを発表している。
レヴァークーゼンはレアル・マドリーからのレンタルでマンチェスター・ユナイテッドに復帰したエルナンデスを2015年夏に獲得。同選手はドイツでは公式戦76試合に出場し、39ゴールといった記録を残すも、加入2年目にあたる昨シーズンはチームとともに不調に陥り、以前から2018年までの契約を全うしない可能性が取りざたされていた。
そしてエルナンデスの新天地は今夏にイングランド代表GKジョー・ハートや、アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタを加えたウェスト・ハムとのこと。エルナンデスが近日中に行われる予定のメディカルチェックをパスすることで、移籍が正式に発表される見通しとなった。
エルナンデスは2015年夏に1200万ユーロ(当時のレートで約16億3000万円)とされる移籍金でユナイテッドからレヴァークーゼンに渡っている。ドイツ誌『キッカー』によれば、今回ウェスト・ハムが移籍金は1600万~1800万ユーロ(約20億6000万~23億2000万円)を支払うことで合意に至ったという。またウェスト・ハムが同選手と結ぶ契約の期間については明かされていない。
なおウェスト・ハムは8月13日に行われるプレミアリーグ開幕節でユナイテッドとのアウェーマッチに臨む。エルナンデスは、古巣の本拠地であるオールド・トラッフォードでプレミアリーグへの復帰を迎えることになるかもしれない。
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