チェルシーDFエメルソン、将来的なセリエA帰還を希望「イタリアでプレーしたい」

【欧州・海外サッカーニュース・移籍情報】チェルシーの左サイドバック、エメルソンは2018年1月からプレミアリーグでプレーしている。だが本人はカルチョを恋しく思っているようだ。

チェルシーでプレーしているイタリア代表DFエメルソン・パルミエリが、セリエA帰還に前向きな姿勢を示した。

エメルソンは『Sky Sport Italia』の取材を通じて「文化的なところも含めて、セリエAにいた頃は幸せだった。イタリアでまたプレーしたいよ」と口にしている。

「セリエAに戻りたいけど、今はチェルシーの選手だし契約も残っている。ロンドンにやってきて最初は（イタリア人のアントニオ）コンテがいたし、いい経験を積むことができた。僕にとって言語的な面でも負担にならなかったしね」

「（18－19シーズンのマウリツィオ）サッリ体制ではリーグ3位に終わったけど、UEFAヨーロッパリーグで優勝できたし、素晴らしい1年だったね。コンテからは多くのことを学んだよ。ただ、彼とともに仕事をしたのは半年ほどの期間だった。長く仕事をしたサッリとはともに手にした成果も大きかったね」

また、エメルソンはローマ時代に指導を受けたルチアーノ・スパレッティについても言及し「彼は友達や父親のような関係だよ。いつも気軽に連絡を取り合って、体調や家族などが順調かを確かめるんだ。だけどサッリはプライベートのことをあまり話さなかったね。常にピッチ上の仕事だけに集中している感じだ。すぐ怒るのが玉にキズだけどね」と口にしている。

現チェルシー指揮官フランク・ランパードについては「彼はついこないだまで現役選手だったし、選手たちの行動や思考にかなり理解を示してくれる。それにチェルシーのアイドルでもあったからね。このチームをまとめる存在として適任だし、監督としてこれからもっと良くなると思う」と賛辞を贈っている。

1994年生まれ、現在25歳のエメルソンはブラジルのサントス育ち。パレルモ、ローマを経て2018年1月からチェルシーに籍を置いている。出身はブラジルだがイタリアにルーツを持つことから2017年にイタリア国籍を取得。A代表はイタリアを選択し、ここまで7キャップを刻んでいる。

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