イングランドサッカー協会(FA)は、マンチェスターダービー前の会見でジョゼ・モウリーニョ監督が発した内容を問題視しているようだ。
10日に行われたマンチェスター・ユナイテッドは最大のライバルであるマンチェスター・シティに1-2で敗戦。試合後の控室で起きた騒動に関してFAが調査を開始しているが、ダービー前のモウリーニョ監督のコメントも調査対象となったことが分かった。
この会見でモウリーニョ監督は「彼らは良いチーム。守備も良く、ボールを失った後の対応もよくできている。攻撃陣もダイナミックで、クリエイティブな動きを見せている。素晴らしい選手やコーチがいる良いチームだ。でも、簡単にバランスを崩すことには嫌気がさす。少しの風でもすぐに転んでしまう」とマンチェスター・シティがPKを獲得する回数が圧倒的に多いと皮肉っていた。
しかし、この言動を問題視したFAは「12月8日金曜日に行われた10日のマンチェスター・シティ戦前の会見で発したコメントについてジョゼ・モウリーニョから聴取する。18日月曜日の午後6時までの回答を求める」と声明を発表している。
白熱した今シーズン最初のマンチェスターダービーだったが、その余波はまだまだ続きそうだ。




