明治安田生命J1リーグ第17節、セレッソ大阪対FC東京が7月2日にキンチョウスタジアムで行われた。試合は3-1でC大阪が勝利。試合後、C大阪のMF水沼宏太がゲームを振り返った。
「先制されても諦めないでやったことがこういう結果につながったと思うので、とりあえずほっとしています」と胸をなで下ろす水沼。「前半は自分たちが動けてなかっただけで、崩されてはいましたけど、そんなにやばいなという感じではなかった。やるべきことをしっかりやれば必ず逆転できるとみんなで声かけて、後半チャンスが来たときにしっかり決めることができました。やっていて気持ち良かったですし、みんなで勝ち取った勝利だと思います」と印象を語った。
試合では2アシストの活躍。「(昨季)FC東京にいて、どういうところが弱点なのかというのは、無心ですけどパッと出てきたのもあった。狙い通りのところへ行って、決めてくれたので良かったです。(2点目は)中に上げようと思ったんですけど、人がいなかったので『(松田)陸、走ってくれ』と。いろんな思いを持って今日臨んだ僕と陸だったので、2人で点を取れて良かったです」と、自身と同じく古巣対決となった松田とのコンビネーションに感慨深げだった。
また、負傷離脱中のMF清武弘嗣について問われると、「チームにとって本当に大きな存在だと思います。けど、いなくてもこれだけできるというのをみんなで証明できましたし、とにかくキヨの悔しさを僕らがピッチ上で晴らして、気持ち良く帰って来れるように僕らはやるだけ。僕もケガして出れなかった時期に、こうやってみんなに勝ってもらってうまく入ることができた。そういうことができて一つのチームだと思います」とチームメイトへの思いを語った。
