セレッソ大阪、延長戦を制し元日決戦へ…神戸は初の決勝進出ならず/天皇杯準決勝

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(C) Getty Images
天皇杯準決勝が23日に行われ、ヴィッセル神戸とセレッソ大阪が対戦。試合は3-1でC大阪が勝利を収めた。

■天皇杯準決勝 神戸 1-3 C大阪

神戸:大森(90分)
C大阪:水沼(90+1分)、柿谷(98分)、ソウザ(114分)

天皇杯準決勝が23日に行われ、ヤンマースタジアム長居ではヴィッセル神戸とセレッソ大阪が対戦。試合は3-1でC大阪が勝利を収めた。

関西勢同士の顔合わせとなった準決勝。クラブ初タイトルが懸かる神戸と、JリーグYBCルヴァンカップとの2冠を狙うC大阪の対戦となる。今シーズンはリーグ戦、カップ戦合わせて3試合を戦っている両クラブだが、いずれもC大阪が勝利を収めている。神戸としては、同じ相手に1シーズンで4敗するわけにはいかず、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権も懸かっているだけに、モチベーションは高い。対するC大阪は、ルヴァンカップで悲願のクラブ初タイトルを獲得した勢いを、天皇杯にもつなげたいところだ。

なお、神戸はFWルーカス・ポドルスキがケガで欠場、C大阪もMF山口蛍とFW杉本健勇がベンチ外となっている。互いに主力級の看板選手を欠く中、ゲームはC大阪ボールでキックオフ。序盤はC大阪の攻撃機会が多くなったが、神戸もボールを奪ってからは得意の速いカウンターを仕掛け、一進一退の攻防を繰り広げた。

C大阪はMFソウザやDFマテイ・ヨニッチらが起点となって、1トップに入ったFW山村和也やMF福満隆貴のフィニッシュを狙っていく。対する神戸はFW渡邉千真、FW小林成豪らが積極的に前線でプレーを展開し、C大阪ゴールを脅かしていった。しかし両チームともにパスが微妙にずれるシーンが多く見られ、攻守の切り替えが集中力高く行われたこともあり、得点をにおわせる決定的なシーンはそれほど多くは生まれなかった。

前半終了間際には神戸がCKを獲得。MF藤田直之がアウトスイングのクロスを入れるも、中の味方には微妙に合わない。これを守ったC大阪がカウンターを仕掛けるが、スピードに乗って駆け上がるソウザへのパスがずれてしまい、攻撃が止まってしまった。チームの意図が伝わるプレーを見せながらも、大事なところでパスの精度を欠くという、前半の両チームを象徴するようなプレーでハーフタイムを迎えた。

後半も攻撃機会を多く作ったのはC大阪の方だった。53分、ロングボールに反応した福満が左サイドからダイレクトに狙っていったが、思い切りよく飛び出したGKキム・スンギュがこれを顔面で跳ね返した。55分には、MF清武弘嗣がペナルティエリア左端で倒れ込みながらコントロールされたクロスを入れ、走り込んだソウザがミドルシュートを放った。これはわずかに枠を外れたが、さらに60分、再びソウザが強烈なシュート。しかし、これもキム・スンギュがファインセーブで防いだ。

ゲームは次第に膠着状態となっていく。C大阪は77分、福満に代えてFW柿谷曜一朗を投入。一方の神戸も87分にMF大森晃太郎をピッチへ送り込み、状況の打開を図る。すると迎えた90分、その大森が左サイドからゴールへ向かうクロスを供給。これに走り込んだMF小川慶治朗がわずかに触れてゴール右隅へボールを叩き込んだ。スコアレスで延長戦突入も濃厚かと思われた時間帯に、神戸が待望の先制点を奪った。

しかし直後の90+1分、神戸ゴール前で競り合ったボールがこぼれると、キム・スンギュがかき出す。これに反応したMF水沼宏太がジャンピングボレーを放ち、C大阪があっという間に追いついてみせた。試合は1-1の同点で延長戦へもつれ込むこととなった。

延長に入ると、96分にはソウザが遠めの位置から思い切ってミドルシュート。鋭い弾道で枠内へ飛んだが、キム・スンギュが片手でなんとか触ってCKに逃れた。すると98分、神戸がペナルティエリア内でハンドを取られ、PKを与えてしまう。キッカーの柿谷が左を狙ったシュートはキム・スンギュにはじかれるも、すかさず詰めた柿谷が自ら頭で押し込み、C大阪が勝ち越しに成功した。

102分には神戸がサイド攻撃から相手ゴールネットを揺らすも、これはオフサイドの判定でノーゴール。逆に114分、相手のパスミスを拾った柿谷が中央のソウザへラストパス。GKと1対1になったソウザが冷静に決め、決定的な3点目を奪った。

試合は3-1でC大阪が勝ち、元日に行われる決勝戦への進出を決めた。神戸はいい時間帯に先制しながらもまさかの逆転負けで、クラブ初の決勝進出を逃す結果となった。

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