セルティックがチャンピオンズリーグ(CL)本戦出場を逃した。
予選プレーオフでカザフスタン王者のカイラトと対戦したセルティック。ホームでの1stレグに続いて、敵地での2ndレグも0-0に終わると、延長戦でも決着がつかず、PK戦の末に敗退が決まった。
ブレンダン・ロジャーズ監督は試合後、『Amazon Prime』で「非常に悔しい」と肩を落とす。
「このレベルで何ができることの一端こそ見せたものの、2試合を通じて十分には発揮できなかった。昨季は正しい軌道に乗って、本当によくやり、いいフットボールをしただけに、本当に残念。だから、今季(チャンピオンズリーグの本戦に)残れないのは我々にとって大きな痛手だ。この2試合ともに大きなチャンスを逃してしまった」
また、「我々の誰もが目指すところを理解している」とした上で、こう述べる。
「昨季の前進は感じているが、さらに積み重ねていかなければならない。フットボールにおいて最も避けたいのは自らストレスを溜め込むこと。だが、こうなって我々にできるのはフットボールクラブとしての現在地を見つめ、どこへ向かうのかを決めることだけだ」
「全体的に良くない試合だったね。ピッチの状態も悪かった。守備はまずまずの出来だったが、なかなか突破口を見いだせなかったよ。特に、後半と延長戦ではいいチャンスがあったが、PK戦になったら何が起こるかわからない」
「我々はとにかく逃したチャンスを反省し、ヨーロッパリーグでの戦いを受け入れるしかない」
なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、セルティックがCL本戦に勝ち進めなかったことで、推定2000万ポンド(約39億7000万円)の収入を失ったという。



