Gabriel Barbosa InterGetty Images

セリエA期待外れの助っ人を選ぶカルチョ・ビドーネ賞が発表…長友佑都の名も?

毎年、セリエA期待外れに終わった外国人選手を選ぶ“カルチョ・ビドーネ(役立たずのサッカー選手)賞”が開催され、2017年は元インテルのガビゴルことFWガブリエウ・バルボサ(ベンフィカ)が受賞した。サッカー情報サイト『Calciobidoni.it』が8日、発表している。

同サイトはイタリア誌『グエリン・スポルティーヴォ』などの協力の下、9年前から「カルチョ・ビドーネ」賞を発表している。2016年はインテルからMFジョフレイ・コンドグビア(バレンシア)が受賞していたが、2017年も、昨夏までインテルに所属していたガビゴルがノミネートされていた10選手の中からトップに輝いた。

ガビゴルは2016年夏、母国ブラジルのサントスから2950万ユーロ(約36億円)に及ぶ高額な移籍金でインテルに加入。当時、弱冠20歳の若武者は「ロナウドとの比較? 俺はガブリエウだ。インテルで歴史を刻みたい」と豪語して大きな期待を受けたものの、2016-17シーズンはセリエAで9試合1ゴールに終わった。2016年は「カルチョ・ビドーネ」のノミネートからは漏れたものの、ファン投票で選ばれる“ジョリー賞” に輝いていた。なお今シーズンはベンフィカでプレーしている。

2番手はローマおよびトリノでプレーしたFWフアン・マヌエル・イトゥルベ(ティファナ)、3番手にはローマに所属していたDFトーマス・ヴェルメーレン(バルセロナ)が選出された。以下はミランのFWカルロス・バッカ(ビジャレアル)、MFジョアン・マリオ(インテル)と続いた。

また2017年の“ジョリー賞”は今冬の移籍市場でシャルケへ移籍した元ユヴェントスのFWマルコ・ピアツァが受賞。昨シーズン、インテルで出場機会に恵まれていなかった日本代表のDF長友佑都も7位にランクインしている。

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