2日にサンパオロで行われるセリエA第30節ナポリ対ユヴェントス戦に向けて1日、両監督が記者会見に応じて意気込みを語った。
セリエAでは勝ち点73ポイントの首位ユヴェントスを68ポイントのローマ、63ポイントのナポリが追う形となっている。次戦は上位同士の直接対決とあり、今シーズンの優勝クラブを占う上でも重要な試合となる。
■王者との対決にナポリはメンタル面がカギ
ナポリの指揮官、マウリツィオ・サッリは実力、資金力、影響力を含めすべてにおいて上回るユヴェントスを警戒している。
「テクニック、戦術、資金力、組織力、政治力といったあらゆる観点から見ても、ユーヴェは最強のチームだ」
相手がイタリア王者のユヴェントスとあり、たった1つのミスが失点につながる可能性が高い。
「集中を切らさずプレーする必要がある。ユーヴェのようなチーム相手にはたった1つのミスも命取りになる。明日の試合は戦術面よりもメンタル、気持ちの強さがカギとなる」
■ユーヴェはディバラら攻撃陣を欠く
一方、マッシミリアーノ・アッレグリもスクデットを賭けた試合に警戒を強めるも、ユヴェントスの方が有利であると考えている。
「ユーヴェは優勝を賭けた重要な一戦を戦うことに慣れている。明日の試合はどちらにとっても大事な試合だ。クリーンな試合であることを願う。試合にはリラックスして臨むべきだ」
唯一の不安はケガの影響で前線のFWパウロ・ディバラとFWマリオ・マンジュキッチ2人を欠くことだ。
「攻撃陣に欠員が出ている。誰を使うかはこれから検討する。4-2-3-1ならばディバラやマンジュキッチがいなくても戦えるはずだ」
昨シーズンまでナポリのエースを務めていたFWゴンサロ・イグアインがユヴェントスに加入し、今シーズンは19ゴールを挙げる活躍を見せている。世界最強と呼ばれるナポリのサポーターからブーイングが予想されるだけに自制を求めた。
「明日そして水曜日(コッパ・イタリア)に首位のチームと3位のチームが対戦することになる。スタジアムに駆けつけるナポリのサポーターは模範となるべき行動をとってくれると信じている。」
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