セビージャはクラブの名物スポーツディレクターである“モンチ”氏が、ローマへ向かうことを明らかにしている。
1991年から1999年までGKとしてセビージャに在籍したモンチ氏は、現役引退からほどなくして同クラブのスポーツディレクターに就任。類まれな目利きであまり知られていない選手を安値で引き入れ、その選手がしっかりと活躍を見せた後に高値で売るということを幾度も実現し、セビージャにタイトルと財政の安定をもたらしてきた。
世界有数のSDとして知られるモンチ氏にはトップクラブから声がかかっていたとされるが、次の行き先はイタリアの首都であるローマへ決めたという。ローマは昨年10月、名SDであるワルテル・サバティーニ氏がチームを去り、後釜を探しているところだった。
モンチ氏には新天地で多くのタスクが待っている。フランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといった高齢選手の扱いや、ラジャ・ナインゴラン、アントニオ・リュディガーといった他クラブからの関心を引きつける選手たちをどのような道へ導くかといった点である。3年契約を結ぶと伝えられているモンチ氏の新天地での活躍に注目が集まるところだ。
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