Ole Gunnar Solskjaer Manchester United 2019-20Getty Images

スールシャールは今夏にさらに4選手獲得を希望した?英メディアがそれぞれの破談理由を紹介

マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が今夏の移籍市場でさらに4名の新戦力を迎え入れることを希望していたようだ。イギリス『エクスプレス』が報じている。

昨シーズン6位と低迷したマンチェスター・Uは、巻き返しを図るべく今夏の大型補強が予想されていた。しかし、主な新戦力はアーロン・ワン=ビサッカ、ダニエル・ジェームズ、ハリー・マグワイアのみの獲得に終わる。その一方で、アレクシス・サンチェス、ロメル・ルカク、マッテオ・ダルミアン、クリス・スモーリング、アントニオ・バレンシアを放出するなど人員整理には成功したように映る。

ただし、さらなる補強を望んだスールシャール監督の希望をエド・ウッドワードCEOが実現できないまま今夏の移籍市場は終了。現在リーグ戦4試合を消化してここまで1勝2分け1敗と早くも上位リヴァプールやマンチェスター・シティとの差は開いている。

そんな中、イギリスの同メディアは、スールシャール監督が希望するも獲得できなかった4選手を紹介。この中にはショーン・ロングスタッフ、ジェイドン・サンチョ、パウロ・ディバラ、そしてクリスティアン・エリクセンの名前が含まれている。

さらに、それぞれの選手を獲得できなかった理由についても伝える。ロングスタッフについては「今夏にパリ・サンジェルマンに渡ったアンデル・エレーラの代役として注目したが、ニューカッスルが要求する5000万ポンド(約66億円)の移籍金に合意できなかった」と破談理由を説明する。

サンチョに至っては「右サイドの活性化を目的に興味を示していたが、1億ポンド(約132億円)の移籍金を支払う意思がなかったことに加え、チャンピオンズリーグに出場できないことが大きく響く。そして、ジェームズとのサインへ舵を切った」模様だ。さらに、ルカクとのトレードが噂されたディバラについては「選手側は移籍に前向きだったが、要求するサラリーが移籍に待ったをかけた」としている。

最後に挙がったエリクセンについては「スペインへの移籍を望む選手の獲得を躊躇い、中途半端な気持ちでプレーされることをクラブが嫌がった」ようだ。しかし、「ユナイテッドは1月に再び獲得に動く可能性がある」と伝えている。

今夏の移籍市場では十分に新戦力を迎え入れることができなかったマンチェスター・Uだが、来冬の移籍市場では今夏に逃した選手たちの獲得に動き出すのだろうか。

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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

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