Ernesto Valverde Barcelona 2019-20Getty

スラヴィアとドローで2戦勝ちなしのバルセロナ…バルベルデ「少し心配だが、そこまでではない」

5日のチャンピオンズリーグ・グループF第4節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのスラヴィア・プラハ戦をスコアレスドローで終えた。エルネスト・バルベルデ監督は試合後、現在のチーム状態が危惧すべきものではないことを強調している。

前試合、リーガ・エスパニョーラ第12節のレバンテ戦で1-3の逆転負けを喫して、連勝が7でストップしたバルセロナ。7連勝中も完全に主導権を握ることができないなどそのパフォーマンスは盤石ではないように見えたが、この試合のスコアレスドローによって2試合連続で勝利を逃すなど、結果的にも停滞しつつある。

しかしながらバルベルデ監督は、結果面でもパフォーマンス面でも「そこまで」心配する必要がないことを強調。スペイン『ムンド・デポルティボ』がコメントを伝えている。

「私たちにとっては、最高の試合ではなかった。彼らは私たちを困難に陥れたし、決定機を生かし切れなかったからね」

「質問を聞いている限りは、バルセロナを心配するいくつもの理由があるようだ。しかし私たちがグループリーグで首位を走っているのも、また事実だろう。なので、私たちも少しは心配しているが、そこまででもない」

「私たちはレバンテ戦を落として少しぐらつくことになり、いつもそうできているように、ホームで完璧な試合を演じることができなかった。予期していたような試合にはならなかったし、それはフラストレーションを生み出すものとなっている」

「フットボールではすべてが凄まじいスピードで過ぎていく。レバンテ戦までは良い流れで勝利を積み重ねてきたが、わずか3日で水たまりにハマるんだよ。もし3日で水たまりにはまるならば、3日でそこから抜け出すことだって可能だ」

試合自体については、次のように振り返った。

「スラヴィアは最終ラインをとても高くしていたが、そうなると課題はマークを外す動きとスペースへのパスとなる。私たちはセメドの飛び出しなどでそうしたプレーを実現して、GKと1対1の状況を生み出しそうとした。が、彼らの最終ラインにはあまりにも多くの選手が並んでいた」

「ここ(カンプ・ノウ)ではいつだって勝利しか、それも相手を圧倒することしか価値を持たないんだ。シーズン当初に立てた目標はリーガではなく三冠獲得であり、そうなれば勝利できないときの失望は大きい。しかし、私たちはこれからリアクションを見せていくよ」

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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

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