スペイン2部ウエスカがファンに驚きの提案…クラブのタトゥーを入れたら年間チケット贈呈

スペイン2部のウエスカが今週、観客動員数の増加のため、ユニークな企画をウェブサイトで発表した。

ウエスカはスペイン北部アラゴン州に拠点を置くクラブで、近年は2部を主戦場としている。クラブは年間を通して観客数を確保するため、驚きの企画を発案した。「君は？ タトゥーをして年間チケットをゲットしよう」と題し、クラブのエンブレムもしくはクラブを象徴するマークのタトゥーを入れたサポーターに対し、2017-18シーズンにホームで主催する試合の年間チケットをプレゼントする。またタトゥー1つにつき、60ユーロ（約7800円）が支給される。

日本では歴史的な背景からタトゥーに対し抵抗を感じる人が多いが、ヨーロッパではバルセロナのFWリオネル・メッシやFWネイマールのようなスター選手をはじめとして、ファッションの一部としてタトゥーを楽しむ人もいる。ウエスカはタトゥーを通じてチーム愛およびサポーターとの交流を深め、観客数の増加につなげたい方針だ。一方で、タトゥーは簡単に消せないため、どれほどのサポーターが企画に応じるかは未知数。現在、ウエスカは約3000枚の年間チケットを販売しているが、売り上げを4000枚以上に伸ばしたい意向だという。