バルセロナがDFパウ・クバルシに対して契約延長オファーを提示したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
今年の初めにバルセロナのトップチームでデビューを果たすと、すぐさまレギュラーとして定着したクバルシ。このインターナショナルウィークにはスペインのフル代表でも歴代2位の若さ(17歳60日、1位はFWラミン・ヤマルの16歳57日)でデビューし、将来的には代表チームとバルセロナを背負って立つ存在になると期待を集めている。
バルセロナはそんなクバルシに対して、すでに契約延長オファーを提示している模様。オファーは2つ存在しており、一つは彼が来年1月22日に18歳になるまで結ぶ契約で、もう一つは18歳になった後に結ぶことができるプロ契約のものという。プロ契約では、バルセロナは2030〜2031年までの長期契約を結ぶことを希望し、なおかつ契約解除金はそのほかの重要な選手と同じく、10億ユーロ(約1600億円)に設定する考えとみられる。
一方でクバルシ側は契約延長を望みながらも、すでにスペインのフル代表に選ばれるなどのステータスを考慮して、適切な年俸を求めていく考えとのこと。いずれにしてもプロ契約を結ぶのは2025年1月22日以降になるため、クラブ側(その時期にはサラリーキャップの問題も解決していることが見込まれる)、選手側の双方とも焦ることなく、これからの話し合いで正式な契約内容をじっくりと詰めていくことになるようだ。
