ポルトMFオリベル・トーレスが、母国スペインに復帰することになった。スペインの未来へを担うとされた同選手は、セビージャ加入を果たすことになる。
アトレティコ・マドリー下部組織の至宝と呼ばれたにもかかわらず、ディエゴ・シメオネ監督率いる同クラブのトップチームでは輝けずに2016年にポルトへと移籍したオリベル。スペイン稀代のプレーメーカーになると目されながらもフル代表まではいまだ届かない逸材は今夏、ポルトガルで過ごす日々に終止符を打ち、リーガ・エスパニョーラに再挑戦することになる。
24歳となったオリベルの移籍先となるのは、セビージャだ。このアンダルシアの名門は今夏にジュレン・ロペテギ監督を招へい。オリベルはEUROを制したU-21スペイン代表でロペテギ監督の指導を受けたほか、ポルト移籍も当時チームを率いていた同指揮官の誘いを受けてのものだった。両者は完全なる師弟関係にあり、今回の移籍もそれが決め手となった。
オリベルはすでにアンダルシア州の州都に到着しており、メディカルチェックをパスした後にセビージャと5年契約を結ぶ予定。セビージャはポルトに移籍金として1200万ユーロを支払うようだ。
なおオリベルはポルトでの3シーズンで、合計94試合に出場した。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
