2017-06-03-eibar-Inui_Takashi(C) Getty Images

スペインでの充実した1年を過ごす乾貴士…29歳は「楽しくサッカーしたい」と抱負

日本代表は2日、キリンチャレンジカップ2017と2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選に向けた海外組合宿の6日目を迎えた。

右足首の負傷により別メニュー調整をしていたFW乾貴士(エイバル/スペイン)だが、この日は全体練習に参加。「順調に回復してます。ちょっと痛い部分はありますけど、やれる範囲の痛み。そんなに問題なくできている」と回復をアピールした。

同日の6月2日に誕生日を迎えた乾は、「もう29歳なんで、特にこれと言って変わったことはないですけど、楽しくサッカーしたい」と抱負を語る。今回は約2年ぶりの代表選出となったが、「この2年間、代表のことを考えずにやれた。そのプレッシャーがなかったことは自分のとっては良かった」と話す。

ドイツ・フランクフルト時代には「ストレスを抱えながらやっていた」と話す乾。だが「スペインに行き、自分のサッカー人生の中では一番楽しい時期を過ごせている。特に去年はすごくいい1年になりました。楽しくできてるのがサッカー選手にとっては一番じゃないか」と、充実した生活を送れていることを強調する。その理由について問われると「もうチームの雰囲気ですよね。監督もチームメイトも全部含め、すごく良い雰囲気。ファミリー感があり、スペインの中でも珍しいって言われてる」と答えた。

ただし「結果は出せなかったので、そこはすごく悔しい」と決して満足はしていない。それでも「(2シーズン目は)ボールを失う回数も減りましたし、ディフェンスの部分での戦術理解度も高くなりました。攻撃の部分での特徴も出せたので、いろいろなところが変わっていった」と手ごたえを感じているようだ。

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