インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティが21日、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じた。
インテルは21日、セリエA第21節においてローマとジュゼッペ・メアッツァで対戦。チャンピオンズリーグ出場権を懸けた上位対決は1-1の引き分けに終わった。暫定4位に後退したインテルの指揮官は選手たちに対し、メンタル面でのレベルアップを求めた。
「我々はインテルなのだから、上位4位以内に入るためにも、レベルの高いチームに対し、勇気を持って挑まなければならない。怯えながらピッチへ上がっていては何もできない。事が起きるのを待つのではなく、自ら道を切り開いていかなければならない」
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試合前、左サイドバックでは日本代表DF長友佑都の先発の可能性も報じられたが、最終的に、ライバルのDFダヴィデ・サントンが起用された。サントンは31分、ローマGKアリソンのロングフィードへの対応を誤り、FWステファン・エル・シャーラウィに先制点を許した。このためサポーターに対し、謝罪する姿勢を見せたが、スパレッティは選手を擁護した。
「誰にも謝罪をするべきではない。ミスは犯したが、サッカーをしていれば起こりうることだ。プレーしなければ失敗することもない。ソファーで見ているだけなら、エル・シャーラウィのようなスピードのある選手と対面し、プレーするよりずっと楽だろう。サントンは真面目な青年だし、しっかりトレーニングしている。もし私に謝りにくるようならもう彼にプレーさせない。耐えられずに謝るような奴は隅に引っ込んでいるべきだ」