インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティは、ナポリ戦終了後、イタリア『メディアセット・プレミアム』のインタビューに応じ、試合を分析した。
インテルは11日、セリエA第28節で首位ナポリと対戦。ホームでマウリツィオ・サッリ率いる難敵との上位対決をスコアレスドローに持ち込み、首位を陥落させた。スパレッティは試合をこのように振り返る。
「戦術や意図としては、良い試合ができた。だが“サッリ式メソッド”で相手の方が上回っていた。ナポリは押し込んでくるチームだが、我々は状況を見極め攻撃に上がったり、我慢したりできていた。こちらとしては、カウンターで脅かすことができたはずだが、チャンスを十分に生かすことができなかった。難しい状況を上手く切り抜けることもあれば、簡単にボールを失ってしまうこともある。この点で継続性が足りないと言える。」
今シーズン、12月上旬まで無敗の快進撃を続けたが、その後、約2カ月にわたり勝利から遠のいた。インテル指揮官は、ナポリほどのクオリティがチームにはないと結論付けている。
「最悪な時期を経験した。だが総体的に見ても、今まで最高のサッカーをプレーできたとは言えない。それは皆が言うようなクオリティがこのチームにはないからだと私は考える。GKからの再スタートが多すぎると思うが、もしクオリティがあるなら、2タッチで相手のディフェンスラインを越えられるだろう。ナポリにはそのクオリティがある」
