セリエA公式は現地時間2日、ローマのオランダ代表MFケヴィン・ストロートマンに対して、2試合の出場停止処分を課すことを発表した。
ストロートマンは4月30日に行われたセリエAのローマ・ダービーの44分に、相手のペナルティーエリア内で倒されたとして転倒。このプレーにレニエ・ダニエレ・オルサト主審はPKのジャッジを下した。ローマはこのPKをダニエレ・デ・ロッシが決めて、得点を記録。このゴールがこの試合でのローマ唯一のゴールとなり、1－3でラツィオがローマ・ダービーを制している。
試合後、PKと判断されたストロートマンのプレーが、相手と接触していない意図的なダイブだったとしてセリエA公式が懲戒委員会を開くことに。「ボールを動かした後、ストロートマンは不自然な形で転んだ」との声明を発表し、同選手に2試合の出場停止処分を下した。
この裁定により、ストロートマンは7日に控えている次節のミラン戦、14日にある首位ユヴェントスとの一戦と、シーズン終盤の重要な2連戦に出場できない見通しとなっている。