アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ノッティンガム・フォレストに試合を支配されたと敗戦への失望を露にした。
7日に行われたFAカップ3回戦でアーセナルはチャンピオンシップ(英2部)のノッティンガム・フォレストと対戦。しかし、格下相手に4失点を喫すなど、終始試合を優位に進められたアーセナルは2-4で敗れ、FAカップ連覇を目指した戦いは早くも終わりを迎えた。
先日、FAから3試合のベンチ入り禁止処分を科され、この試合をスタンドから観戦したヴェンゲル監督は、試合後『BTスポーツ』で敗因について話している。
「ノッティンガムは非常にキレていて、我々よりも危険で、終始試合を支配していた。こうなってしまえば、試合はとても難しいものになる。それに我々は少しばかり不運だった。しかし、全体的に見ても彼らは我々よりもさらにキレて、鋭敏で、優位に立っていた。これだけ多くの場面で劣っていれば勝てるわけがない」
また、非常に多くのメンバーを入れ替えたことについて問われた同指揮官は「カップ戦で敗れれば、このように問われるのは致し方ない。我々は多くの選手を抱えていて、10日にも試合がある。今シーズンは何度も日曜、水曜、土曜の間隔で試合をしてきた。それに多くのアウェー戦も組み込まれている」
「選手選考の問題だって? たぶんそうだろう。個人のパフォーマンスの問題だって?これも当てはまるだろう。我々は4年間で3度のFAカップを制したから、これは通常の敗戦よりも辛いことだ。この大会を我々は非常に好んでいるから、今日のようなレベルの試合をしてしまいとても失望している」
アーセナルは10日、リーグカップ準決勝のファーストレグでロンドンのライバルであるチェルシーと対戦する。しかし、次の試合にもヴェンゲル監督はベンチ入りすることができない。




