サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也が、スタメンに復帰したものの、アピール成功とはいかなかった。
吉田は前節のブライトン戦で先発を外れ、6試合ぶりのスタメン落ち。しかし、今節のバーンリー戦ではヴェスレイ・フートから再び定位置を奪取し、ビルヒル・ファン・ダイクとコンビを組んだ。
試合はスコアレスで推移し、終盤の83分に動く。交代策で流れをつかみかけていたバーンリーがゴールネットを揺らす。右サイドからヨハン・グズムンドソンの左足のクロスにFWサム・ヴォークスが吉田に競り勝ち、ヘディングでゴールへとねじ込む。競り負け、失点に絡んでしまった形の吉田は、芝生を叩き、悔しがった。
その後、反撃を試みたサウサンプトンだが、同点弾を手にすることはできず。ヴォークスの1点が決勝点となる形で、バーンリーが1-0と勝利した。サウサンプトンはリーグ戦では4試合ぶりとなる黒星を喫している。
