マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ポール・スコールズ氏は、ロメル・ルカクが不調に陥っている原因について語っている。
今夏マンチェスター・ユナイテッドに加入したルカクは、リーグ戦開幕直後からゴールを量産し、7試合で7ゴールをマーク。しかし、10月31日のベンフィカ戦でも得点を奪えないなど、同選手は直近6試合で無得点が続いている。これを受け、スコールズ氏は9月にハムストリングを負傷したポール・ポグバの離脱が、ベルギー代表FWの不振に大きな影響を与えていると考えているようだ。
スコールズ氏は『BTニュース』で「ポグバが復帰すれば、彼の調子は上向いてくると思う。今の彼らに10番の役割ができる選手はいないと思うし、ルカクを十分にサポートできていない。ポグバは違いを作れるし、現状を打開できると思う。今、ルカクは彼自身で多くのことをしなければならないが、ポグバがいれば状況は変わる」とルカクが復調するためにもポグバの存在が必要と主張。
また、2017－18シーズンのマンチェスター・ユナイテッドについてスコールズ氏は「4年間タイトルレースに加わることができていなかったが、今シーズンの彼らは良いポジションを維持できている。ユナイテッドは優勝への挑戦を義務付けられているクラブだが、過去4年間は多くの勝利を挙げられなかった」と今シーズンの優勝争いで好位置につけるチームを評価している。
続けて「もちろん、素晴らしい攻撃的なサッカーを見たいが、彼（ジョゼ・モウリーニョ監督）は世界で最高の守備コーチだ。そのやり方で数々の成功を収めてきたから、我々は彼のスタイルを受け入れなければならない。決して美しいフットボールとは言えないが、彼らが勝利を重ねていることに私自身は満足している」とコメントを残している。
